キミも未来のトビラをひらこう!!
自動で車を走らせてカーレースをさせてみよう
まずは、今回のレッスンでつくるものを見ていこう。 今回は、車が用意されたコースを自動で走るレースゲームを作っていくよ。
背景の灰色の部分がコースになっているので、コースにそって、車が走るようになったら完成だよ! さいごに、自分でつくった車を走らせたり、 コースをつくったりもするので、たのしんでいこう!!
アニメーションにつかう背景・スプライトを用意して設定していこう
まずは、スプライトを確認するよ。 1つ設定されていればOKだよ。
次に、背景を確認しよう。 合計2つ設定されていればOKだよ。
完成だね!
ここまで、みんなの画面でもやってみよう!
車をスタート地点にうごかして発車させよう
まずは、車のスタート地点を決めてみよう。 今回スタート地点はコースの下側にしてみましょう。
スタート地点を決めたら、車のスプライトをうごかしスタート地点におこう。 そして、コースのサイズに合わせて、車のサイズを調整しよう
スタートの合図であるグリーンフラッググをおした時に、 今いる位置に車のスプライトをうごかしたいので、 イベントの中にある[グリーンフラッグがおされた時]と [x座標を~、y座標を~にする]のブロックをつかって スタートの合図で車のスプライトがスタート地点に行くようにしましょう。
今回は、x座標を0、y座標を-138 にしてみよう。 動きの中にある[x座標を~、y座標を~にする]の ブロックに書かれたかずは、 今スプライトがある位置になっているので、ステージ上でスプライトをうごかして数をきめるとわかりやすいよ! 数はスクリプトエリアのなかで変えることもできるよ。
さらに、今車は右をむいているけれど、べつのむきを向いた状態ではコースを外れてしまうので、スタートの合図で右をむくようにもしてみましょう。 これには、動きの中にある90度に向けるのブロックをつかうよ! このブロックもセットしてみよう。
数字を変えることでむきを設定することができるよ。 90度が右、-90度が左、 0度が上、180度が下になっているよ
車をコースに合わせて動かそう
・車を前に動かそう スタート地点から、まずは車をそのまままっすぐ走らせてみましょう。 これは、これまでのレッスンでもでてきね。制御の中のずっとと、動きの中の10歩動かすをつかって車が前にすすむようにしてみましょう。 10歩だと少し動きが大きいので、 今回は数を3に変えてみてね。
スクリプトができたらリーンフラッグを押して車を走らせてみよう!
車はうごいたけど、コースから 外れて行ってしまったね。
車がコースから外れないようにするには、どうしたらいいかを考えていこう。
コースに合わせて車をうごかすために、 うごきの中にある15度回すというブロックを使っていこう
右と左それぞれに向いた矢印が書かれているね。 これは、右の方に回転するか、左の方に回転するかのちがいがあるよ。 それぞれのブロックをクリックして、どっちに曲がるのかをためしてみよう。
今回コースを左周りに車をうごかしたいので、左の矢印が書かれた方をつかっていこう。
ちなみに、どちらのブロックをクリックしても車のまんなかの黄色い部分はうごかなかったね。 この15度回すのブロックはスプライトの中心点を軸に回転するので覚えておこう!
つぎに、左に回るタイミングをきめよう。 今回はコースから外れた茶色のところに はいったら、左に回したいので、 制御の中にあるもし~ならの ブロックを使て左に回る タイミングをきめよう さっきうごかした左に 15度回すのブロックと組み合わせてうごきを作っていこう。
つぎに茶色のところに入った時という 指示を作りたいので、 調べるの中にある~色に触れたというブロックをつかって スプライトが茶色のところにふれた時 というブロックを作ろう。
色の指定は、次の図を参考に設定しよう。
色:8鮮やかさ:62明るさ:61
これで、~色にふれたら、左に回すというブロックが完成だね。 そして、さいごに、今回は左に回す角度は 10度度に変更変更して完成だ! グリーンフラッグをおしてスタートしてみよう!
あれ、車の向きは変わるようになったけど、なんだかへんなうごきをしてるね。もう少し変更が必要だね
回転する時の中心点を変えることでコースに合ったうごきにしよう
コースから外れた時に車が回転するようになったけど、どうにもうごきがおかしかったね。 これは、車が回転する時の軸を変えることでかいけつすることができるよ!
まずは、今の中心点を見ていこう。
絵をかくところの中心に中心点があるよ。 今は車でかくれているので、 ずらして確認しよう。 図のように、中心点が車の後ろあたりにくるように 調整してね。中心点とは、画像の中心となる点で、 ここを中心に画像が回転するよ。
絵が小さかったら大きさを 少し大きくしてみよう
10度回すのブロックが実行されたとき、 車はこの中心点を軸軸にして回転します。 コースを外れた時に、車の先頭の向きを左に回転させてあげれば、 コースに合ったうごきになるね。 そのときは、中心点を車のおしりのところにしてあげることで、車が正しく回るようになるよ。 そして、もう1度度右上の十字をクリックすると中心点が確認できます。
車のおしりのところに中心点がかわったら、グリーンフラッグを押してスタートしてみましょう。
一周するようになったら、ここまでは完成だよ!
もし~ならのブロックを2つ、つかって別の条件を 組み合わせてうごきを作ろう
つぎに別のコースを走らせてみましょう。
車のスプライトは今のものをそのままつかうので、背景だけ 2つ目の背景に変更しましょう。
こんどは、複雑なカーブのあるコースになったよ。 スタート地点はまえの背景とかわってないから、このままとりあえずゲームをスタートしてみよう途中まではいいけど、 車が緑色の芝生に入って、コースを一周しないね。
車がこのコースをちゃんとたどってくれるようにするには、どうしたらいいかな
茶色の部分に入ったら左に回転するようにしているから、 こんどは、緑の芝生の中に入ったら少し右に回転 させてコースにもどしてあげることで、コースから外れないようにしてみよう。 今は背景の設定をしているがめんだったから、 車のスプライトをクリックして、スクリプトのタブをひらこう。
制御制御の中からもし~なら、 しらべるの中から~色に触れたら、 うごきの中から右に15度回すをつかって、 先に作ったスクリプトにうごきを追加しましょう。 先に作ったスクリプトと同様に、回す角度を10度にして、 色は芝生をクリックして緑に 変更変更しましょう。
いろの指定は、つぎのとおりにしよう
色:36鮮やかさ:79明るさ:67
これでうごかしてみましょう。 ふくざつなコースも一周 するようになったね
自分でスプライトをつくって車がレースをするようにしてみよう
ここまで車がコースに合わせて自動でうごくようになったね。 今は、さいしょに用意した車だけが走っているだけだから、 もう1台、じぶんでつくったべつの車を走らせてみよう!
まず、つかうスクリプトは同じだから、さいしょのスプライトを複製しよう 上のバーの複製のボタンを クリックして、車のスプライトの上でもういちどクリックします。
そうすると同じスクリプトをもった スプライトが複製されるよ
そして、複製されたスプライトを選択している状態で、コスチュームのタブをひらこう
つぎに、新しいコスチュームと書かれたところの筆のマークをクリックしてみよう。 そうすると、じぶんで絵がかけるようになるから、自由に車をかいてみよう
今回はコスチュームのぶぶんからオリジナルの 絵を書いていくけれど、 左下の新しいスプライトを追加 する部分にもおなじ筆のマークがあってオリジナルのスプライトをつくることができるよ。
コスチュームの左側にある、 道具をつかって自分のすきなように車の絵をかいてみよう。
この時、いくつか注意してほしいことがあるので、気をつけてみよう!
自分で書いた車がコースに入るように縮小ボタンでサイズを合わせよう 右に向かうスクリプトなので、右向きの絵にしよう 前のスプライトと同じように、中心点はおしりのところにしよう
できたら、スタートさせて実際に うごかしてみよう! こんかい、レースゲームなので、 テキストでは、じぶんが作った車の 歩数を10歩にかえてスピードを あげてみるよ!
車がはやくうごくようになって、レースが完成したよ
もし、うまくうごかない時やうごきが変な時には、うごく時の歩数や回転する角度の数をかえてコースにあったうごきになるように、ためしていこう!
オリジナルの背景を作って自分だけのコースで車を走らせよう
こさいごに自分でコースをつくってみよう 左下の新しい背景の左から 2番目の筆のボタンをクリックしよう そうすると今の背景がきえて、 あたらしい背景をつくれるようになったよ
まずは、車がはしるコースを作ってみよう テキストでは、筆のツールをクリックして、 線の太さを太く設定しよう そして、コースの色は グレーを選択してみよう
もちろん書いたものをけしたり、 やりなおしたりすることもできるから、自由にかいてみてね!
とちゅうで切れないように線をつないで 一周できるようなコースにしよう。 そして、コースを作ったら、 つぎに塗りつぶしの道具を つかって、外側と内側に色をつけてあげましょう。
完成したらこんどは車の スプライトの位置をきめていこう!
さいしょにやったように、 まずはスプライトをうごかして位置を きめたあとに、うごきの中にあるx座標を~、y座標を~をつかってスタートの時の位置をきめよう。 元からあったスクリプトと入れ替替えよう
どちらのスプライトも今のコースでのスタート位置につくように変更できたらスタートまではだよ! ただ、これでグリーンフラッグを おしても、うまくコースをまわって くれないね。
こコースをかえたらうまく車が はしってくれなくなってしまったね。 これは、もし~ならの色の条件がかわってしまったからだ! さいしょに変更したときと おなじように、色の条件を変更してみよう。
コースによっては、歩数は角度をかえないとコースを外れてしまうから、 数をかえて試してみよう!
コースに合わせて車が動くようになったかな! これで、レースゲームは完成だよ!
さいごにここまで勉強した ことをまとめておさらいしてみよう。 もし~ならをつかうことで、条件をきめて、うごきをつくることができたね。
また、複数の条件をきめることで、複雑 複雑なうごきもつくることができたね。 この条件をつかって、このあともいろいろなうごきをつくっていくことになるから、よくおぼえておこう! 自分のしたいうごきを作るためには、 「どうなった時に、どうするか」を頭のなかで整理してスクリプトをつくっていこう。
スプライトや背景は自分で すきなようにつくることができたね。 Scratchでは、こんなふうに、じぶんで考えたことをすぐにカタチにできるから世界に1つだけの自分の作品 を作ってみよう!