キミも未来のトビラをひらこう!!

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できたを育むプログラミングスクール

レッスン6Scratchで絵をかこう

チャプター01はじめに

このチャプターのポイント

Scratchで絵をこう

完成形かんせいけいを見てみよう

まずは、今回のレッスンで作るものをみていこう。 今回は、Scratchを使って絵を方法ほうほう勉強べんきょうしていこう

いくつか実際じっさいにかく、完成形かんせいけいを見て、作るものをイメージしてみてね!

Scratchで絵をかくには、これまで使ったことのないペンの中にあるブロックを使っていくよ。

チャプター02背景はいけい・スプライトを用意よういしよう

このチャプターのポイント

アニメーションにつかう背景はいけい・スプライト用意よういして設定せっていしていこう

・スプライトを確認かくにんしよう

まずは、スプライトを確認かくにんするよ。1つ設定せっていされていればOKだよ。

背景はいけい確認かくにんしよう

次に、背景はいけい確認かくにんしよう。

チャプター03せんいていこう

このチャプターのポイント

ペンの中にあるブロックをつかってせんこう

・ペンを下ろす

鉛筆えんぴつのスプライトだからScratchで絵をかけるというわけではないんだよ。 じつは、それぞれのスプライトは(ペン)をもっているんだ。 今回はその(ペン)という機能きのうを使っていくよ。 ペンを使うことで、みんなが紙にせんを書けるように、スプライトでもペンを使ってステージにせんを書くことができるようになるよ。

ペンのブロックは拡張機能かくちょうきのうとして追加ついかしよう。

(ペン)を選択せんたくしてね。

ブロックパレットに(ペン)が追加ついかされて、使えるブロックの種類しゅるいえるよ。

スクリプトエリアのペンの中にある[ペンを下ろす]のブロックを使うと、スプライトがペンを下ろして、うごきに合わせてせんを書いていくようになるんだ。 ペンを下ろすのブロックを追加ついかしてみよう。

まずは、鉛筆えんぴつのスプライトを選択せんたく。 つぎに、ペンの中にある[ペンを下ろす]のブロックを追加ついか。 これで、ペンを下ろすのブロックをクリックして実行じっこうすると、スプライトのうごきに合わせてせんが書けるようになるよ!

ためしに、ペンを下ろすのブロックに、(10歩うごかす)のブロックをつなげてみうよう。 10歩だと、ちょっとしかうごいてくれないから、数字は100歩に変更へんこうしてみよう。 これで、作ったブロックをクリックして実行じっこうしてみよう!

せんは書けるようになったけど、鉛筆えんぴつのまんなかくらいにせんが書かれているね。 これは、ペンがスプライトの中心点におかれているからなんだよ。 レースゲームの時に、車の中心点をかえたように今回も中心点を鉛筆えんぴつの先にしてみよう!

まずは鉛筆えんぴつのコスチュームを選択せんたく。 右上にある十字のボタンが中心点をきめるボタンだよ。 いまは中心点が鉛筆えんぴつのまんなかになっているから、鉛筆全体えんぴつぜんたい選択せんたくされた状態じょうたいにして、鉛筆えんぴつの先が中心点になる様に動かそう。

これで、中心点が鉛筆えんぴつの先になったね。 スクリプトにもどってもういちど実行じっこうしてみるとしっかり鉛筆えんぴつの先でせんが書けるようになっているね! これで、ペンの使い方の基本きほんはバッチリだね!

いちど書いたせんしたいときには、ペンの中の[す]というブロックをクリックしてみよう。 これで、せんえてきれいなキャンパスにもどったね! ペンはいちどおろすとずっとおろしたままになってしまって、スプライトのうごきに合わせてずっとせんを書いてしまうから、うごきがおわったら[ペンを上げる]のブロックを使って、ひつような時だけペンが使えるようにしておこう!

チャプター04線をつかって文字を書こう

このチャプターのポイント

スプライトをうごかして字を書いていこう

・アルファベットを書こう

ペンを使って「L」という文字を書いてみよう。 うごきかたは、ステージの中心をスタート地点として下方向をむいて、ペンをおろして、100歩うごいてから右を向いて50歩うごくようにしていこう。 まずスタートの地点と向きをきめる。そして、ペンを下ろしてうごきだす。 かきおわったらさいごにペンを上げる。このながれをわすれないでね!

下や右をむくのは[~度に向ける]のブロックを使おう。 こんなふうに、書きたい文字のじゅんを考えてうごきを作っていくとScratchで文字を書いていくことができるね!

チャプター05図形を

このチャプターのポイント

角度かくどをつかって図形を描いていこう

・正三角形を描く

つぎは正三角形を描いてみよう。 正三角形を描くにはどう、うごけばいいか考えよう!

スタート地点から右方向をむいて直進ちょくしん ↓ 左へまがってまた直進ちょくしん ↓ また左へ曲がって直進ちょくしん最初さいしょの地点に戻る この動きで正三角形が描けるね!

何度まがればいいかな? 色々な角度をためしてみよう!

最初さいしょ100度挑戦ちょうせんしてみよう! 三角形には見えないね。

つぎは、110度にしてみよう! 少し三角形に近づいたね!

もう少し角度を大きくしてみよう! きれいな三角形になったね! 120度にすればよかったんだね!

でも、なんかいもためすのは大変たいへんだよね。 角度を一回で計算するにはどうしたらいいかな? ゆっくりうごきをたしかめてみよう! [左に120度回すの後に1秒待つ]を追加ついかしよう。

鉛筆えんぴつが正三角形を描いてスタート地点にもどったときにちょうど1回転しているのが分かるかな? 1回転するというのは、360度回ることだから、3回同じ角度をまがって360度になるだけ回転すれば、一周できるね。 だから、1回あたり ÷ 3 = 120度回ればいいことになるんだよ!

正方形を描く

こんどは正方形を描いてみよう。 正方形は角が4つなので、4回まがって1回転すればいいね。 さっきの計算をもう一度やってみよう! 1回あたりは360度 ÷ 4 = 90度回ればいいことになるね! さっきのブロックのかたまりの数字をえて正方形を描いてみよう! できたら実行じっこうしてみよう!

正方形は辺の数が4つになるから、くりかえしの回数もわすれずに変更へんこうしよう! 360÷(角の数)度回せばいいんだね! 正三角形なら角は「3つ」だから360÷3=120度→120度回すのブロック使う 正方形なら角は「4つ」だから360÷4=90度→90度回すのブロックを使うおう。 同じ方法で正五角形や正六角形も描いてみよう!

丸を描く

図形のさいごに丸を描いてみよう。 丸を描くには角をいっぱい作ればいいね! 今回は60角形で描いてみよう! さっきの計算をもう一度やってみよう! 1回あたりは360度 ÷ 60 = 6度回ればいいことになるね。 さっきのブロックの数字をえて描いてみよう!

丸になったね!角の数を多くすると丸に見えるようになるよ! 練習れんしゅうのためにほかにもいろんな角度に挑戦ちょうせんしてみてね!

チャプター06模様もようを描いていこう

このチャプターのポイント

図形の書き方を応用おうようして模様もようを描いていこう

綺麗きれい模様もようを描いてみよう

1つの図形だけではなく、図形を元に綺麗きれい模様もようを作っていこう!

正多角形を描いたあとに、書く位置いちを少しずつずらして、また正多角形を描く。 かえしの中にかえしを入れると、きれいな模様もようを描くことができるよ。 プログラムは指示しじされたうごきを正確せいかく実行じっこうするから、規則的きそくてきな線が書けてすごくきれいな絵になるよ!

まずは、正六角形を描くようにスクリプトを追加ついかしてみよう。 6つの角なので、360度 ÷ 6 = 60度だね! スタートの位置いちを X座標ざひょう0、 Y座標ざひょう50にして、 うごかす歩数は50歩でやってみよう! きれいな正六角形が描けたね

つぎに、何度も正六角形を描きながら、 一周分正六角形を描くようにしてみるよ。 今回は書きながら、右に20度ずつ回していくようにしてみよう。 360度 ÷ 20度 = 18 になるので、20度ずつずらしながら、18回正六角形を描くと一周回るね!

こんな図が描けたら完成だよ! きれいな絵が描けたね! 一周360度を使って、もっと回数をふやしたりするとまた、ちがった絵が描けるのでためしてみよう!

・星を描こう

つぎに一筆書ひとふでがきで星を描いてみよう! こんどは正多角形じゃないね!どうやって角度を考えればいいかな?

ゆびつくえに星を描いてみよう。 元の位置にもどってくるまでに、スタート地点を出てちょうど2回転しているのがわかるかな?

星の角は5つあるから、360度 × 2回転 = 720度を、1回あたり720度 ÷ 5角 = 144度回ればいいね。 こんなふうに作れば星が描けるね! 実行してためしてみよう!

チャプター07絵を描こう

このチャプターのポイント

これまでつかった図形を活用かつようして絵を描こう

・家の絵を書こう

さいごに、これまでつかった図形を活用して絵を描いていこう! 完成形かんせいけいは家の絵を目指めざそう

この絵を分けてみると、長方形+三角形+正方形でできていることが分かるね! 一つずつ作っていけば、簡単かんたんに作ることができるよ!

まずは長方形を作ってみよう。 長方形はたてよこの長さがちがうから、注意ちゅういしてね!

縦の線を書いて、横の線を書いてを2回かえすことで長方形が描けるね! つぎに、スタート地点にもどってきたら、長方形の上に正三角形を描いていこう。 これで、家と屋根やねができるね!実行して見てみよう。

次に、長方形の内側うちがわに正方形を描いていこう。 X座標とY座標を移動いどうすればいいんだけど、ペンがおりたままになってしまうから、一回ペンをあげよう。 そして、移動したらまたペンを下ろして、正方形を描くようにしよう!

これをさっきのスクリプトにくっつければ完成だ! こんな風に図形を使うことで絵を描けるようになるんだよ! ほかのスプライトを登場とうじょうさせてみたり、前のレッスンでべんきょうしたメッセージを使って絵も描きながらアニメーションを作ったりしてみるとおもしろいよ!

チャプター08ペンを変えてみよう

このチャプターのポイント

ペンの色やふとさを変えてみよう

・ペンを変えてみよう

さいごに、ペンの種類(しゅるい)について見ていくよ! ペンは、色・さ・ふとさを変えることができるんだよ!

[ペンの色を~にする]は、 ステージ上で描く時に色を指定していすることができるよ。自分のすきな色に変えたいときに使おう。

[ペンの色を~ずつ変える]は数字で色を指定、線を書きながらどんどん色を変えたい時に使うよ。 いままで作ったスクリプトに追加してためしてみよう! つぎにペンのさのブロックを見ていこう。 通常つうじょうさが50になっていて、0に近づくとく、100に近づくとうすくなっていくよ。 色を変えてみたり、濃淡のうたんをつけたい時に使ってみよう!

ここで注意ちゅういすることがあるよ。 ペンの色を〜にするを実行するとペンの濃さを〜にするはリセットされるよ。 色と濃さを調節ちょうせつしたいときはペンの色を〜にする→ペンの濃さを〜にするのじゅんでしてね!

最後さいごにペンの太さのブロックを見ていこう。 これは、線の太さを指定したい時に使うよ。 [ペンの太さを~にする]を使うと線の太さを変えることができて、数字が大きくなるほど線が太くなるようになっているよ。 こんなふうに、太さや色を変えたりすることでもっと楽しい絵が描けるようになるね! どんどんためして、自分のお気に入りのペンを見つけよう!

チャプター09最後さいご

それぞれのスプライトは「ペン」をもっていて、今回はそのペンという機能きのうを使って絵を描くことができたね! ペンの中にある[ペンをおろす]のブロックを使うと、スプライトがペンをおろしてうごきに合わせて線を書けるようになったね。 正方形やそのほかの多角形や、角度を考えて、くりかえしのスクリプトを使うことで色々な図形が書けるね! ストーリーの時と同じように、どんなうごきをさせれば絵がきれいに描けるのかを考えていこう! 自分だけの絵を考えて、Scratchで絵を描いていこう!