キミも未来のトビラをひらこう!!

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できたを育むプログラミングスクール

レッスン1迷路めいろゲームをつくろう!!

チャプター01はじめに

さくひんを作りながら、どんなブロックがどんな風なうごきになるのかをおぼえていくことで、どんどんScratchとなかよくなっていこう!

今回は、体験会体験会たいけんかい勉強べんきょうしたことを復習ふくしゅうしながら、キーボードでスプライトをそうさして、迷路めいろをクリアするゲームを作っていくよ。

今回の迷路めいろでは、左下から(Cat)が迷路めいろをスタートして、(Dog1)のところまで行けたらゴールになるよ。 スプライトはみんながキーボードで操作そうさできるようにするよ! Scratchでよく使つかうブロックをいっぱい使つかうので、しっかり1つずつのうごきをたしかめていこう!

チャプター02さいしょの状態じょうたい確認かくにんしよう

このチャプターのポイント

ゲームにつかう背景はいけい・スプライト用意よういして設定せっていしていこう

・スプライトを確認かくにんしよう

まずは、スプライトを確認かくにんするよ。合計2つ設定せっていされていればOKだよ。

・コスチュームを確認かくにんしよう

Catのコスチューム

背景はいけい確認かくにんしよう

スプライトが確認かくにんできたら、背景はいけい確認かくにんしよう。背景はいけいはステージをクリックして確認かくにんすることができるよ。

つぎ背景はいけいのタブをクリックして、迷路めいろ背景はいけいが1つ設定せっていされていることを確認かくにんしてね。

すべてが確認かくにんできたら、完了かんりょうだよ!

チャプター03スタート地点ちてんめよう

このチャプターのポイント

ブロックをつかって、スプライトの位置いち指定していしよう

・スプライトの初期位置しょきいち設定せっていしよう

この迷路めいろでは、左下の緑色みどりいろ矢印やじるしをスタートにしたいので、グリーンフラッグ(Catの合図)をクリックしたら、Catのスプライトがスタート地点ちてんに来るようにしよう。

まずは、スプライトをドラッグしてスタート地点ちてん移動いどうしてみてね。

Catのスプライトが大きすぎてはみ出しちゃったね。 縮小しゅくしょうボタンで Catを小さくして、迷路めいろの大きさに合わせてみよう!

このブロックをクリックすると、いつでもCatを今ステージにいる位置いち移動いどうさせてくれるよ。 ブロックをうごかした時のCatの場所ばしょによって少しちがう数字になることもあるけど気にせずにつかって大丈夫だいじょうぶだよ! さらにグリーンフラッグがクリックされた時を上につなげよう。

これで、Catがどの場所ばしょにいてもグリーンフラッグをクリックすると、いつでもスタート地点にもどってくるようになったよ。 自分の画面がめんでもためしてみよう。

チャプター04x座標ざひょうとy座標ざひょうについて

このチャプターのポイント

x座標ざひょうとy座標ざひょうについて理解りかいしよう

・x座標ざひょうとy座標ざひょう

前のチャプターのブロックに出てきた「x座標ざひょう」と「y座標ざひょう」について勉強べんきょうしよう!

x座標ざひょうというのはステージの中での横方向よこほうこう位置いちy座標ざひょうというのは縦方向たてほうこう位置いちのことを示しめしているよ。

真ん中を0として、xの場合は、マイナス記号きごうが付くと中心より左、マイナス記号きごうが付かないと中心より右をあらわすよ。 同じように、yの場合は、マイナスが付くと中心より下、マイナスが付かないと中心より上をあらわすんだ。 xとyを組み合わせることで、スプライトをすきな位置いち移動いどうさせることができるよ。

たとえば、x座標を240、y座標を0にするにすると、Catは画面がめん右端みぎはしに行くよ。 最後さいごに、ステージ上の座標を調しらべる方法ほうほうを教えるね! スプライトのx座標・y座標が表示ひょうじされていることを確たしかめよう

チャプター05キーボードでスプライトをうごかしてみよう

このチャプターのポイント

キーボードをつかってスプライトをうごかせるようにしてみよう

・[w][s][d][a]キーでスプライトをうごかそう

Scratchでは、キーボードをつかってスプライトをうごかす方法ほうほうがいくつかあるよ。

今回は、イベントの中にある◯◯キーが押されたときをつかって、スプライトCatをうごかせるようしていくよ。

◯◯キーが押されたときというブロックを追加ついかして、スペースキーの部分ぶぶんをそれぞれ変更していこう。

そして、キーボードの上を押した時に、ステージ上でもスプライトを上に動かしたいので、動きのエリアからy座標を~ずつ変えるというブロックを追加ついかすることで、上に動くように設定せっていしよう。 それぞれ、wキーとsキーを上下aキーとdキーを左右設定せっていしよう。

また、さっき勉強べんきょうしたように、y座標はたてでマイナスがついていない数字は上に移動いどうだったね。

ここで、y座標の動かし方は5にしておこう。

これでグリーンフラッグを押すと、スプライトが上に動くようになったね! ためしてみよう! さらに、キーボードのw・s・a・dを押した時に、ステージ上でも同じ方向ほうこうにネコが動くように設定せっていしてみよう。

チャプター06迷路を外れたらスタート地点にもどるようにしよう

このチャプターのポイント

調しらべるのブロックを使って迷路から外れた場合の動きを作ろう

・スタート地点にもど設定せっていをしよう

このままだとCatがどこにでも移動いどうできちゃうから、かべに当たったらスタート地点に戻るようにしよう。

背景に使っている画像がぞうかべは黒色なので、黒色とスプライトがれたら、かべにぶつかった事になるね。これを使ってスクリプトを作ってみよう。 まずは、制御せいぎょのもし~ならと調しらべるの◯◯色にれたらブロックを使ってブロックを作っていくよ。

もしスプライトがかべにふれたら、スタート地点にもどしたいので、動きのブロックからX座標を◯◯、y座標を◯◯のブロックをつかって元の位置いちに戻るようにするよ

この時、色を変えるには、ブロック内の色の部分をクリックしてみてね。 マウスが手の形にかわって、色をえらぶモードになるよ。つぎに、迷路の壁にマウスをおいて、黒色になったらクリックをして、色をきめるよ! 色の設定は次の通りにしてね。

  • 色:0
  • あざやかさ:0
  • 明るさ:0

黒色に触れたなら、さいしょの位置にもどるというブロックができたら、さっき作ったずっとのブロックの中についかして、動きを完成かんせいさせよう!

これで、キーボードでスプライトを動かして迷路をすすめて、かべにぶつかったらスタート地点に戻ってくるようになったね!

チャプター07クリアを設定しよう

このチャプターのポイント

クリアのルールを設定してゲームをクリアした時の動き作ろう

・ゲームのクリアを作ろう

ここまで、迷路の中をCatが移動いどうできるように作ってきたね。 背景のGOALゴールまで行ったら、クリアになるようにルールを作っていこう!

まずは、さいしょにDog1の大きさを調整ちょうせいして、ゴールの位置におこう。

今回のクリアのルールは、ゴールのところにいるDog1にCatが到達とうたつしたらクリアとします。

これまでのレッスンで出てきた内容ないようを使って、下の2つのスクリプトを作ってみよう

  • ゴールにいるキャラクターにれたら、Catが「やったー!」と言うようにする
  • ゴールにいるキャラクターにれたら、すべてを止める

この2つのスクリプトがついかできたら、クリアの設定も完了だよ。

クリアのスクリプトが完成したら、これまで作ったスクリプトの中についかしてみよう。 この時、前のチャプターで作った、かべにぶつかったら(黒色にふれたら)元の位置に戻る。 というスクリプトよりも前にスクリプトを追加するようにしよう。

これで、Catが迷路を移動して、ゴールまでいけたらクリア。というゲームが作れたね! グリーンフラッグを押して実際じっさいに動かしてみよう!

チャプター08てきキャラクターを追加しよう

このチャプターのポイント

スプライトをついかすることでゲームをむずかしくしよう

てきキャラクターの追加

迷路ゲームをもうちょっとむずかしくするために、てきキャラクターを追加しよう。 新しいスプライトからてきキャラクターになるスプライトをえらんで、迷路の上に出現しゅつげんさせるよ。

テキストでは、Batをてきキャラクターとして追加するよ。

てきキャラクターを追加したら、Catのスプライトが迷路を移動するのを邪魔じゃまするように、ステージ上で左右にうごくように設定してみよう!

スクリプトが作れたらバッチリだよ! これまで作ったことのあるスクリプトを思い出しながら作ってみてね。 これで、ゲームがむずかしくなったね! ゲームが難がしすぎたら、Batのスプライトの歩数を調整ちょうせいしてね

さらに、邪魔じゃまするてきキャラクターにれたときも、Catがスタートの位置に戻るように、Batのスクリプトも追加しよう。

スタート地点の座標の数値は少しちがっていても問題ありません。 だいたいxがマイナス170前後yがマイナス134前後となります。

グリーンフラッグを押して実際じっさいに動かしてみよう!

チャプター09スプライトのきを変更へんこうしよう

このチャプターのポイント

角度かくどきをかえることでスプライトのうごきときをあわせよう

きの変更へんこう

ここまででほとんど迷路ゲームは完成かんせいしたけれど、さいごに角度かくどえることで、Catがキーボードで動かしている方向ほうこうくようにしてみよう。

動きのエリアの90度に向けるというブロックを使うよ。 90度にすると [右] -90度にすると [左] を向くようになるよ。

右と左のいどうは、x座標でおこなっていたので、x座標の動きにあわせてこのブロックを追加してみよう。 キーボードでW,S,A,Dを上下左右の動きと対応たいおうさせるよ。 このあともスプライトを動かしたいときによく使うのでおぼえておこう。

・注意・矢印キーに対応たいおうさせてもいいけど、一部のタブレットなどでは動作どうさしないことがあるので、気をつけよう。

これで、Catがキーボードで右と左にうごかした時に、うごかした方向をむくようになったね! でもこのままだと、右と左にうごくようにはなったけど、さかさまになってしまうね。 スプライトリストの向きをクリックして、回転かいてん種類しゅるいを左右のみにしよう。

これでゲームは完成だよ!!